簡単で透明性の高い選挙はブロックチェーン技術で実現?

こんにちは。黒田です。

先日選挙がありましたが、みなさまは投票に行かれたでしょうか?

政党や政治についてこちらでお話しすることはありませんが、もっと気軽に投票に参加できるようになったりもっと透明性が高くコストを下げつつ安全で公正な選挙が行えるようになったりすることには興味があります。

選挙のIT化

選挙が行われると良く発生する意見として、莫大な費用がかかるということです。

選挙の規模にもよりますが、全国で行われる規模の選挙にもなると数百億にもなるそうです!

任期満了に伴う選挙であればまだ納得感もありますが、解散総選挙などの突発的な選挙はちょっともったいないなと思うことがあります。

適切に選挙が実施されていればよいのですが、実は無効票も意外と多いらしいです。

投票所で投票用紙を受けとり、政党や候補者の名前を書いて投票箱に入れるというのが一般的ですが、政党名や候補者名が正確に書かれていないために「無効票」や「疑問票」となってしまうのだそうです。

紙に書くというシンプルな方法なゆえに自由度も高く、余分なことも書いてしまうリスクを持っています。

IT化され政党や候補者を選択肢から選ぶだけという方法であれば無効票となる可能性も低くなるのではないでしょうか?

投票については確実な本人確認が必要で、投票結果の不正操作ができないことが大事なことだとされていますが、ブロックチェーンは元々データを勝手に書き換えることがむずしい仕組みでとても不正操作への対策として期待の高い技術です。本人確認についてもマイナンバーと紐づけた認証を行うことで解決しようとする取り組みもあります。

投票率を上げる方法としても注目

わたしは基本的に家のなかが好きなため、選挙のために投票所に足を運ぶことが億劫だなと感じてしまいます。

インターネット上で買い物をするかのように簡単に投票できれば投票率も上がるのではないでしょうか?

若者の投票率の低さについて長い間議論されてきたと思います。

ほかにも、海外出張など物理的に選挙に行けない人たちにとってもリモートでの投票ができる仕組みがあれば選挙に参加することができ、仕事の状態にもよらない公平な選挙ができるかもしれません。

まとめ

ブロックチェーンを選挙に活用することで非常に透明性の高い選挙を実施することが期待されます。

選挙というとても作業者の信頼性が問われる分野においてトラストレスとも呼ばれるブロックチェーンは相性がよい技術かもしれません。

選挙がより簡易で公平に、かつ安全に行えるようになることで技術の発展だけでなく社会的にも明るい未来につながって欲しいなと思います。

【参考URL】https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/contents/trends/07/09/

https://gasket.bizright.co.jp/2019/04/12-3/

https://news.yahoo.co.jp/byline/itoshin/20190718-00134746/

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00010004-senkyocom-pol&p=3

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190720-00010004-senkyocom-pol