地球のために行動する日、という壮大な名目の日を知りました。
世の中オンラインやバーチャルといった世界が広まってきている中で、今生きているこの地球を考える意識は、もしかしたら知らず知らずのうちに薄まってきているのかもしれません。
大人から子どもまで、国や宗派など属性を越えて多くの人が参加する、地球を思うフェスティバルが世界各国で開催されます。
そんな世界共通の日、「アースデイ」について今回はご紹介します。
4月22日は地球の日!地球に目を向ける日
1970年、アメリカの上院議員が4月22日を「地球の日」と宣言したところから、アースデイは誕生しました。
この日を通して地球の抱える問題に関心を持ってもらおうと、様々な運動が行われています。
何をやる日なのかというと、自由です。なんでもいいそうです。
代表も、決まりも、何もないのにも関わらず、ここまで世界的に広まっているのは驚きです。
インターネットもない時代、口コミだけで全米に広がり、今では日本だけでなくインドや中国でもアースデイに何かしらのアクションが行われているようです。
SNSも広まっている現代であれば、より多くの拡散、情報発信が見込めるのではないでしょうか。
今は知っている人は一部でも、これからよりこの考えが普及していくことが予想されます。
歩行者天国もアースデイがきっかけ?様々な視点からの取り組み
日本の銀座で歩行者天国が始まったのは、このアースデイがきっかけといわれています。
排気ガスを出す自動車のボイコットとして、車の通行を遮断して歩行だけの場をつくるというアクションとして行われたのが発祥とのこと。
現在は銀座だけでなく歩行者天国は全国に存在します。
他にも日本各地でシンポジウム、コンサート、ゴミ拾い、フリーマーケットなど多様なイベントが開催されました。
自然を感じるために山に登る人もいたり、街を掃除したり、その活動も様々です。
技術が日進月歩で発展する世の中で、そもそもこうした自然を考える機会があるのは大事なことです。
ふと気づくと、オンラインの中ばかりで生活している……。
そんな状態から少しの間離れる、いい機会かもしれません。
制限はないので何をやってもいいのです。
自分ができる方法で、地球に意識を向けてみる日なのです。
毎日アースデイ!
アースデイ湘南というサイトには、「湘南は毎日がアースデイ」と書かれています。
確かに、地球の問題は、そこに住まう人間全体の問題でもあります。
誰もが自由に地球を守っていくという意思表示をすること、それは何も1年に一度のことではないはずです。
1年を通じてアースデイの心を持って暮らすことが未来の地球へ繋がるはずです。
アースデイ湘南
上記アースデイ湘南のページの一言です。
今やっていることが、未来の地球、未来の自分へつながる。
自分自身の小さな行動を、アースデイという日があることを知ることで、日々ほんの少しだけでも意識して生活してみてはいかがでしょうか。
【参考URL】