仮想通貨メモ帳:その1 ビットコイン(前編)

みなさん、こんにちは。
中村です。

ビットコインという名前は、すでにほとんどの方が一度は聞いたことがあると思いますし、
保有している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
同時になんだかよくわからない、リスクが高い危ないものと思っている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなビットコインについて、
簡単にまとめてご紹介したいと思います。

1.ビットコインとは


https://www.pakutaso.com/201708272151-29.html

ビットコインは2009年に「サトシ・ナカモト」という人物の論文により誕生しました。
この「サトシ・ナカモト」について、日本人かどうか、個人の名前か団体の名前かなどは何もわかっていません。
その後、中核の開発者とその協力グループにより、システムが構築され、世界に広まっています。

2010年アメリカのプログラマーがピザ2枚を1万ビットコインで購入し、これがビットコイン商取引の最初の例といわれています。今の価格を考えたら、信じられないような取引です。

そして世界中に取引所が設立されて多くの取引がなされ、2017年12月には1ビットコインが200万円にまでなりました。
それに伴い、各国でビットコインをはじめとする仮想通貨(海外では暗号通貨と呼ばれています)に関する法律や規制が定められています。

2.ビットコインの特徴・メリットは?

ビットコインには下記のようなメリットがあります。

・送金手数料が安い
・時間の制約を受けない
・世界中どこでも使用できる

ビットコインはインターネット上で取引が可能で、24時間365日世界中に送金することができます。
この際に銀行を通す必要がないため、送金手数料が非常に安くなります。

また口座もweb上で簡単に作ることができます。
今までは銀行の営業時間に口座を作成したり、連休中の入金は連休明けまで待ったりしなければいけませんでした。
このように今まで国や銀行に制約を受けていたところから、個人間で経済活動がよりしやすくなります。

これらを可能にしているのが「ブロックチェーン」と呼ばれる技術と「マイニング」と呼ばれる作業ですが、こちらについては別の機会にきちんと説明します。
ひとまず、ブロックチェーンという技術によりインターネット上に取引の履歴が残る、
マイニングという作業によりブロックチェーンの改ざんが非常に困難である、
ということだけ覚えておいてください。

3.ビットコインにはデメリットも

いいことづくめのように見えるビットコインですが、実はデメリットもあります。
その一つが、決済として使える場面が少ないことです。日本でも、一部のお店で利用できるようになっていますが、コンビニなどで使えるところはありません。したがって、現状は投資として利用する以外に使い道がありません。

また、これ以外にも、ビットコインにはメリットとデメリットが・・・
かなりのボリュームになってきたので、この続きは後編で!

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