WOTAが水をアップデートする

こんにちは、カズキです。

人の身体の約7割は水でできています。

日本に住んでいて、水がきれいなことの有難さを感じる機会は少ないかもしれませんが、海外旅行とか災害などが起こった時に、水の大切さを改めて感じたりします。

そんな重要な水の衛生をアップデートしようとしている挑戦についてご紹介します。

「WOTA BOX」が災害地の水をきれいにする

(引用)
https://industry-co-creation.com/news/59242

 
WOTA(ウォータ)株式会社が開発した「WOTA BOX」は、使用済みの水が98%以上も再利用可能となる『ポータブル水再生処理プラント』です。
すでに、熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震などの国内災害時に試作機が活用されていたりしましたので、実機を見た方もいるかもしれませんね。

プラントという総称ですが、どこでも使えるようにポータブルなサイズになっていることがとても実用的でありがたいです。
この製品の画期的なところは、一般的な濾過フィルターだけでなく、それを常にモニタリングしながら、浄化効率を最適にするための制御がリアルタイムで行われている点です。

また、現在先行予約受付中の水循環型ポータブル手洗い機「WOSH」も、除菌機能をITで制御することで、注目を集めていたりします。

ITのノウハウを使ってアップデートされている分野の一つですね。
 

「人と水のあらゆる制約をなくす」ビジョンに挑戦する28歳

WOTA(ウォータ)株式会社は、水道のない場所での水利用を可能にするインフラシステムの研究開発・事業展開を行うスタートアップ企業。

そんなWOTAやWOSHを開発しているのは「WOTA株式会社」です。

代表取締役は、1992年生まれの前田瑶介さん。

WOTA株式会社
https://wota.co.jp/

東京大学の大学院修了と同時にWOTAの最高執行責任者(COO)に就任し、2020年5月に同社CEOに就任されたようです。
阿波踊り・競技ダンスもかなりのレベルのようです。

そんな前田さんのビジョンをご紹介します。

人と水の、あらゆる制約をなくす。

人類の歴史は、水との付き合い方の歴史です。
人は水のあるところに文明を生み出し、
生活を営んできました。
しかしそれは、
人が川や水道のある場所でしか生きられないことを意味します。
 
私たちWOTAが実現したいこと。
それは、人と水の関係における、あらゆる制約を取り払うこと。
これまでの「大きな」水インフラに、
「小さな」水システムを組み合わせることで、
もっと創造的で持続可能な暮らしが叶えられるはず。
そう信じています。
都市でも、砂漠でも、無人島でも、宇宙でも。
すべての人が、水ともっと自由に付き合える未来を目指して。
私たちの努力に、終わりはありません。

 

【まとめ】WOTA株式会社が公衆衛生をアップデート

28歳の挑戦は世界まで届きそうな勢いですし、とても楽しみでもありますね。
世界的にも、水に関してはビルゲイツなども多くの投資をして技術開発に取り組んでいます。

私たちの「水」を取り巻く環境が技術でアップデートされる日も近そうです。

 
以上です。