こんにちは。
綾部です。
今回は宇宙の話です。宇宙旅行は私たちの手の届くところまで来ていますね。
最近では、一般の人々も手軽に宇宙の境界線を体験できる時代が近づいてますね。
特に、私たちの日常生活に直接関わる航空会社がこの動きに参加していることは、その実現可能性をより身近なものにしています。
宇宙旅行への新たなアプローチ:気球を使った成層圏飛行

参照:高高度ガス気球による擬似「宇宙旅行」が2025年内にサービスを開始。JALと岩谷技研が協業を発表(2025年1月21日時点)
2025年、日本航空(JAL)と岩谷技研が手を組み、一般人も体験できる「宇宙遊覧」プロジェクトを開始するようです。
このプロジェクトは、地球上から約18kmから25kmの高度を飛行する高高度ガス気球を使用します。
ここでは、宇宙空間と同じような地球の曲率や暗さを体感できるため、実際の宇宙飛行を模した経験が可能のようです。
これらの気球は、成層圏での飛行を目的としており、実際の宇宙飛行よりも手軽で安全に楽しむことができます。
特に、気球は徐々に昇降するため、特別な訓練や健康基準をクリアする必要がなく、誰もが参加できるのが大きな特徴ですね。
宇宙遊覧の民主化を目指す

岩谷技研によるこの「OPEN UNIVERSE PROJECT」は、宇宙遊覧を「すべての人に開かれたもの」にするという大きな目標を掲げているようです。
この取り組みには、JTBやアサヒグループなど、既に多くのパートナーが参加を表明しており、彼らの協力によって多角的な事業展開が期待されています。
JALはこのプロジェクトにおいて、客室乗務員の訓練や安全対策など、航空業界での豊富な経験を生かした体験設計を進めているようです。
2025年の商用運行開始に向けて、多くの人々が手軽に宇宙の境界を体験できる日が現実のものとなりつつありますね。
これは、科学と技術が連携し、新たな価値を創造していく素晴らしい例で、今後の進展が楽しみですね。