こんにちは。
近年、宇宙開発が急速に進み、月探査や宇宙旅行がより現実味を帯びています。そんな中、日本国内でも宇宙事業に関する新たなプロジェクトが次々と立ち上がっています。
今回は、高知県で進められている宇宙港「スペースポート高知」の計画と、ワクセルが関わる宇宙葬サービスのプロジェクトについてご紹介します。
高知県に誕生予定の宇宙港「スペースポート高知」
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2025年2月3日、高知県にロケットの打ち上げや宇宙機の離着陸を行う宇宙港「スペースポート高知」を設立するため、一般社団法人スペースポート高知が発足しました。
参照:高知県に宇宙港を–「スペースポート高知」設立、2029年のロケット打ち上げを目指す(2025年2月18日時点)
現在、世界の宇宙産業の市場規模は55兆円に達し、2040年には150兆円まで拡大すると予測されています。しかし、日本ではロケット打ち上げ施設の不足が課題となっており、新たな打ち上げ拠点の確保が求められています。
高知県は太平洋に面しており、打ち上げ時の安全確保や打ち上げ経路の確保がしやすい地理的条件を備えています。また、地域経済の活性化にもつながると期待されています。
スペースポート高知の計画は2025年度中に高知県への提言を行い、調査を本格化。その後、2026年度から建設計画を進め、2029年には小型ロケットの打ち上げを目指すとしています。今後、宇宙関連企業や研究機関との連携を深めながら、実現に向けた取り組みが進められていく予定です。
ワクセルコラボレーターの葛西智子さんによる宇宙葬プロジェクト
宇宙が私たちの生活により近づいている中、新たな形のお別れの方法として「宇宙葬」が注目を集めています。
ワクセルのコラボレーターである葛西智子さんは、宇宙葬サービスのプロジェクトを立ち上げ、実際に宇宙空間への散骨を行っています。
このサービスでは、人工衛星に遺骨を乗せ、宇宙を周回した後、大気圏に再突入する際に故人が「星」として空と一体化するというものです。
さらに、葛西さんは将来的に月への宇宙葬を目指しており、宇宙空間での新たな供養の形を模索しています。
宇宙葬は単なる遺骨の散骨ではなく、宇宙とのつながりを深める一つの手段として、人々の意識を大きく変える可能性を持っています。
宇宙へのアクセスが広がることで、今後もさまざまな新しいサービスや技術が生まれていくことが期待されますね。