効率的でクリアなチャリティの可能性

チャリティに対するイメージ

こんにちは。黒田です。

皆さんは寄付などされたことはあるでしょうか?

私は小中学校の頃に色のついた羽が欲しくて寄付をしていました。

当時は募金がどのようなものかあまり深く理解せず、なんか困っている人を助けているという程度の理解だったように思います。

欧米ではチャリティに対して割と当たり前の文化があるそうです。確かに世界的に著名な事業家やハリウッドスターの方が巨額の寄付を行うようなニュースを目にした記憶もあります。

嶋村吉洋さんも多くの寄付活動を行っておられて、かっこいい大人の行動だなと刺激を受けて自分でもできる範囲で寄付をするようにしています。

そのような経緯もあって大人になって募金を考えるようになると、運営母体がどのようなところなのか信頼できるのか、ちゃんと意味のある使われ方のするのだろうかと考えてしまうようになりました。

日本では私だけではなく、慈善団体は良く分からない印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。

チャリティの課題について考えてみるとこのようなものが挙げられるのではないでしょうか。

– 寄付金の横領などの不祥事があって不透明によるイメージが悪い

– 人件費、光熱費など多くの組織運営費がかかる

ブロックチェーンを用いることでこれらの課題が解消される可能性があります!

募金活動がいつでもどこからでもできるようになる

ブロックチェーンをチャリティに活用するメリット

1. 慈善団体の活動がすべて記録、公開される

取引履歴がすべて記録されているため、透明性の高い資金運用が期待されます。

いくら集まったのか、どれくらい使われたのか、どこに送られたのかが記録されるため支援者が直接確認することができます。

2.仲介処理を省略した低コストな運用

チャリティ活動を行っている慈善団体が存在しますが、組織として運営するにもコストがかかります。

従来の慈善団体は中央集権的にチャリティ組織が支援者と被支援者をつなぐため中間コストがかかります。

ブロックチェーン上で取引をすることでユーザー間で自由にやり取りができるようになるため、コストの削減ができると見込まれています。

さらに、ブロックチェーン上にプログラムされた契約が自動履行されるスマートコントラクト機能を利用することで仲介者を設けることなく自動的に支援活動が行われることで安全で効率的に取引できるようになる可能性があります。

3.募金活動がいつでもどこからでもできるようになる

募金というと街頭での募金活動やコンビニのレジ前に募金箱があったりというイメージがあるのではないでしょうか。

仮想通貨を利用した募金活動であれば、特定のアドレスに送金するだけなのでどこからでも24時間365日募金することが可能になります。

もちろん、従来のように街頭や店頭にQRコードを設置して直接呼びかけることも可能です。

募金箱を窃盗されるリスクもなくなるため安全面でも効果的ですね。

募金活動がいつでもどこからでもできるようになる

4.お金だけじゃない募金の新しい支援のかたち

新たな募金方法として、マイニングに参加することでチャリティの運営に貢献できます。

お金を直接寄付すること以外の新しい募金の方法と言えるかもしれません。

服や食べ物などもありますが物量に比例した輸送コストがかかってしまいます。

その点、お金は保管や輸送が低コストで都合が良い手法ですね!

マイニングとは採掘とも呼ばれているブロックチェーンの運営に必要な作業で、チャリティ活動を支えるブロックチェーンネットワークを間接的に支えていることにもなります。

さらに、マイニングを行うと作業の報酬として仮想通貨がもらえる事もあるため、マイニングで得た仮想通貨を送金することもできます。

まとめ

発展途上国には銀行口座を持っていないが、ウォレットと呼ばれる仮想通貨用の口座みたいなものは持っている方も多くいるそうです。

ブロックチェーンを利用したチャリティ運用はそのような人が寄付を手にするところまで透明性高く、より低コストに実現できる可能性を持っています。

ブロックチェーンのチャリティ分野への活用が募金がより手軽になり、当たり前の文化として普及するきっかけとなると良いなと思います。

全体が効率的に活動するために国や組織といった大きな枠組みが必要だったと思いますが、ブロックチェーンの登場により個々の集合体としても効率的な活動がとれるようになる可能性が見えてきました。

国の境界が薄れて世界中の人々それぞれが直接つながっていく未来を考えると、慈善活動も一種の投資として捉えられるかもしれません。

ちなみに嶋村さんが様々な形で貢献されていて、その内容が別の運営しているブログにも書いているので、良かったら見てみてください。

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【参考URL】 https://bittimes.net/news/34639.html