エクストラボールドは超大型3Dプリンターで製造業をアップデート!

こんにちは、カズキです。

2020年9月に開催された『ICCサミット KYOTO 2020 リアルテック・カタパルト』にて、入賞した企業がこれから先で大きなインパクトを与えそうなので、ご紹介いたします。
 

ICCサミット KYOTO 2020 リアルテック・カタパルトで3位入賞!

その前に、ICCサミット KYOTO 2020 リアルテック・カタパルトについてご説明します。

ICCサミットは「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場とうたっています。毎回200名以上が登壇し、総勢900名以上が参加し、学び合うエクストリーム・カンファレンスです。 

9月の京都でのカンファレンスにて、『株式会社ExtraBold(エクストラボールド)』が超大型3Dプリンターシステムについてプレゼンを行い、第3位に入賞されました。

エクストラボールド社 

URL:https://extbold.com/index.html

 

製造業をアップデートし、分散型ものづくりの未来へ

エクストラボールド社は、2020年5月に新型機「EXF-12」を販売されました。

EXTRABOLD社、独自開発の新型ヘッドを搭載した可搬性の高い12ftコンテナサイズの大型3Dプリンター最新機を発表

造形可能なサイズは前機種よりさらに大きく1.7×1.3×1.0mに。エクストラボールド社は、非常事態における住居・家具の喪失は大きな問題に着目して、緊急時に地域の避難所等に提供する事を想定した仮設用モジュールを製作されました。

ベッド・椅子・ベンチ等、緊急時に必要な生活環境の機能一式への変形能力を備えており、組み合わせ次第ではテーブルなども対応可能な形状となるようで、とても考えられたデザインにもなっているようです。

これほど大きなものが創れるようになれば、創ったものを輸送せずとも、多くのものが現地で創るということが可能になります。
3Dプリンターが脅威となるのは、実は輸送業界かもしれません。
 

さいごに

エクストラボールドは、ICCのプレゼンで「メンバーの募集」「資金提供」を呼びかけています。

良いアイディアがあっても、それに熱中するメンバーがどこも不足しているようです。どれだけ本気の人たちと手を組み、同じ方向性を向いたチームを創れるかが、肝心になるようですね。これからに期待が膨らみます。
 

以上です。