衛星が地球を覆う?宇宙産業の未来は近い

こんにちは、遠野です。

世の情勢的に、どんどんオンラインの世界になってきました。
Zoomでの会議が増え、オンライン〇〇という言葉が流行っていますね。

こうして会わずとも交流する機会が、今後より増えてくることは予想できます。
オンライン会議、オンライン交流会など、人とのつながりもオンラインで完結させられるようにもなってきました。

これからインターネットの世界がより拡張してきそうです。

そんな中、近年特に注目されているのが、「衛星インターネット」「衛星ブロードバンド」という人工衛星を使ったインターネット通信の技術です。

衛星が地球を網羅する

衛星は二種類に大別され、地上2,000km以内に配置された数十基~最大数千基という多数の人工衛星を低軌道衛星」、赤道上空約36,000kmにある人工衛星を中心とした衛星ブロードバンドを「高軌道衛星」と呼ばれています。

『衛星ブロードバンド』とは、その名の通り衛星を通り道としてインターネットに接続するブロードバンドです。
大きな特徴は、アンテナと衛星で約1,000km~最大36,000kmほど離れた距離の無線通信を行うというところにあります。

いまさら聞けない『衛星ブロードバンド』とは?
いまさら聞けない『衛星ブロードバンド』とは?

低軌道衛星が地球全域を覆うように飛び回ると、多数の衛星を連携させ、本当にどこでも高速のインターネットが使用可能になります。

JAXAでも多数のプロジェクトで宇宙事業に取り組まれているようです。

JAXAプロジェクト:人工衛星で宇宙から地球を守る・利用する

宇宙ビジネスの可能性

宇宙ビジネスには多くの著名人が参画してきた分野になっています。

イーロン・マスク氏、ジェフ・ベゾス氏などIT業界の大物がどんどん参入していきているそうです。

宇宙ビジネスの世界規模での市場規模は2010年に約27兆円だったのが、2019年で約40兆円まで成長しており、このペースで進めば2040年代には約100兆円以上に達すると言われています。

宙畑

イーロン・マスク氏は、火星に移住できるかどうかにチャレンジしようとしています。

実業家の前澤友作氏は月へ行くとずっと宣言していて、まずは民間宇宙飛行士として国際宇宙ステーションへ12月に行くことが決まったそうです。2023年には月を周回するとか。

自らが行くことで世間の宇宙への関心を広めているようですね。

宇宙ビジネスは、市場規模が表している通り将来性のある業界です。
宇宙産業、宇宙開発、それほど遠い世界ではないかもしれません。

民間にももっと身近であるという認識が広まったら、一気に拡張していきそうです。
100兆円以上の市場規模が眠っているわけですから。

これからより大注目の分野になりますので、今後の動向も要確認の産業ですね。