仮想空間の可能性への一歩「Facebook」から「Meta」へ

こんにちは、遠野です。

少し前になりますが、驚きのニュースが飛び込んできました。

Facebookが「Meta(メタ)」に社名変更。ところで「メタバース」って、いったい何のこと?

圧倒的な企業ブランドを持つFacebookの名を変更するというのは、大きなチャレンジであり、変革であるように感じます。

一体、何がどう変わっていくのでしょうか。
次なる大きなプラットフォーム「Meta」について調べてみました。

「メタバース」に集まる注目

メタバースとは仮想空間の中で人々と交流したり、サービスやコンテンツを利用したりする世界を指します。

マーク・ザッカーバーグCEOが「メタバース」について約90分間、直接画面を通して説明している動画があります。
日本語字幕にして、一通り見てみました。

今までアニメや映画の世界だったようなことが実現できるようになってきます。

例えば、バーチャルオフィスで出社せずとも仕事仲間と共に、まるでその場にいるようにミーティングができて、やりとりができます。
臨場感たっぷりの音楽ライブに友達と一緒に参加することもできます。
アバターを使って世界の様々な場所へ行くことができます。
世界中の人とスポーツやゲームを、画面越しでなく直接体感でプレーすることができます。

このように、今まで画面でしか届けられなかった感覚を、文字通り体感できるというまさに新体験のプラットフォームになっていく可能性を秘めています。

現実の代わりになり得るほどの可能性を秘めているか

VRの機器がないと体験ができないのですが、具体的にどんなことができるのかは多くの方が体験記として発信されています。

仮想空間メタバースで「仕事」をしてみたら…想像以上に実用レベルで驚いた

特にコロナ禍に突入して、仕事の仕方が大きく変化した方も多いかもしれません。
そんな中注目されているのは仕事でもおおいに活用できる「バーチャル会議」や「ワークスペース」です。

Horizon Workroomsというサービスは、こうして現実で集まっているかのようにリアルに情報共有や打ち合わせができます。
Zoomでいいのでは?という思いを凌駕するほどの、対話をしている実感が得られるようです。

また、ゲームや音楽ライブなどエンターテイメントの点でも非常に注目されています。

2020年8月、シンガーソングライターの米津玄師さんが、バトルゲーム「FORTNITE(フォートナイト)」の空間でイベントを開催しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9189bb141006280b7e8d87b198d0d474f1a0965?page=2

このようにゲームと何かコンテンツや作品とのコラボレートも起こしやすい場になり得ます。

他にも再現の難しい製造現場のシミュレーションや、医師が手順を覚えるためのトレーニング、VRならではの新規ビジネスやマーケティングなど、様々なプロジェクトが走っていく可能性が考えられます。

VRの世界は、これから想像もつかない広がりを見せていくはずです。
世界的大企業の「Meta」が作り出すプラットフォームを皮切りに、数年後、数十年後はどんな未来になっているでしょうか。

仮想現実の世界がより発展している昨今、「メタバース」の認知の広がりによって世間の注目も上がり、今後の動向が今まで以上に重要になっていくでしょう。