【スマートシティプロジェクト】都市の近未来化、持続可能な都市とは?

こんにちは、遠野です。

近年、驚くべき技術が当たり前になってきています。
VR、AR、ロボティクス、AIなど、その発展を追いかけるようにどんどん一般化しています。

さて、そんな中、今「都市」も近未来化しようとしているひとつとして様々な取り組みがされているようです。

スマートシティ。

都市もスマート化していく時代のようです。

世界的に取り組まれているスマートシティプロジェクト

日本では、国土交通省がこのようなページを展開しています。

スマートシティ官民連携プラットフォーム – 国土交通省

全国各地でたくさんのプロジェクトが進んでいます。

次世代交通システムとして脚光を浴びているのが「Maas」です。

MaaSとは、バス、電車、タクシーからライドシェア、シェアサイクルといったあらゆる公共交通機関を、ITを用いてシームレスに結びつけ、人々が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステムのことだ。

人の移動”に変革をもたらす『MaaS(マース)』とは? 交通手段の未来像を解説します
MaaS(マース:Mobility as a Service)のイメージイラスト

また、北海道では一次産業に対する取り組みでは(世界トップレベルの「スマート一次産業」の実現に向けた実証フィールド形成による地域創生)、ロボット農機の社会実装やドローンの活用で活性化を目指しています。

他にも横浜みなとみらいスマートシティコンソーシアムという横浜市の取り組みでは、データ収集と活用、各業界の横断した関係づくりで都市の活性化を図っています。

このように国内では都市部か地方かに関わらず様々なプロジェクトが走っています。

そして、そのスマートシティは海外の動きも非常に活発です。

近年イノベーション都市、フィンランド第二の都市「エスポー」

フィンランドの首都ヘルシンキに次ぐ第二の都市として、「エスポー」という街があります。
非常に先進的な試みが行われている街で、イノベーション都市として注目を浴びています。

1972年に市として誕生したエスポーは、人口約29万人(2020年末時点)、平均年齢37.8歳と若く、住民の20%が15歳未満。移民が多く、英語が公共サービス言語として認められている国際都市でもある。ヘルシンキの西隣に位置し、都心までメトロで15分ほどと便利な地域だ。

世界的に注目されるフィンランドのイノベーション都市「エスポー」–MaaSの普及やスマート街灯も

地下鉄のケイラニエミ駅は近代的なデザインで、近未来化の関心の高さが伺えます。

AI、5G、IoT、自動運転などの先端技術の活用を始め、再生可能エネルギーやカーボンニュートラルなど近未来化の一方で環境対策にも意欲的です。

プロジェクトの一つに「スマート街灯」の導入があります。
動画で説明されていますが、多岐に渡る昨日が搭載されているようです。

技術がいくら発展したからといって、それで環境破壊をしていては元の子もありません。
特にSDGsが世界中で謳われている昨今、地球と共に生きるという観点は忘れてはならないものなのかもしれません。

今後モデルとなる都市が多く出てきて、それに追随するように日本も大きく変わっていくことでしょう。

都市もスマート化して、持続可能な観点を求められ、時代に応じて変化していきます。

その街に生きる我々も、波に乗り遅れることなくその環境に適応していく力をつけることが大事になってくるでしょう。