こんにちは。綾部です。
10月も中旬に入り、街中ではハロウィンのグッズなどを見かけるようになってきましたね。
そして、ハロウィンが過ぎると11月に突入、今年の11月は4年に一度のサッカーW杯が開幕します。
各国の仕上がり具合など、日に日に情報が入ってくるようになってきてますね。
今回のカタールW杯で取り入れられる新しいテクノロジーもありますので、ご紹介したいと思います。
リユースが可能!エコロジーなスタジアム!
今回のカタールW杯の会場の一つとして、世界で初めての、解体して再利用が可能なサッカースタジアムが建設されました。
出典:カタール、FIFAワールドカップ2022™の7番目の会場「スタジアム974」の完成を発表(2021年11月25日時点)
サステナビリティや機能性、象徴性などをコンセプトにしているこのスタジアムは、なんと輸送用コンテナを部品として組み立てられています。
資材が少なく済むため、廃棄物が従来よりも少ない仕様で、W杯後は建物を解体し、他施設の建設にも再利用されることになっています。
W杯で使用する期間は約1か月と使用期間が短いといったことも考慮し、計画されてきたとのことです。
こうしたサステナブルなスタジアムも、今後のスタジアム建設の参考になっていくかもしれませんね。
プレーヤーごとの位置を把握!半自動オフサイドテクノロジー!
2020年のロシアW杯ではVARが導入・成功を収め、以降各国クラブの試合でもVARが普及しました。
そして、今回のカタールW杯では、さらにセミオートオフサイド(半自動オフサイド)というVARをアシストするテクノロジーが導入されます。
出典:半自動オフサイド技術、2022 FIFAワールドカップで適用へ(FIFA公式サイト)
半自動オフサイドでは、スタジアムの屋根に設置された12台のカメラを利用し、1秒間に50回、最大で全選手の29個の位置情報を入手するというテクノロジーを用いるそうです。
ピッチ上での正確な位置を特定することができ、オフサイドの判断に必要な手足の位置まで細かく追跡可能なレベルです。
今までのVARのやり方に加え、半自動オフサイドテクノロジーで生成されたオフサイドラインを確認することでより正確性が向上しそうですね。
プレーヤーも観客も、プレーそのものに集中できるようになることはいいことですね。
日本代表の活躍や、新たなテクノロジーが観れるのが楽しみです。