立体音響が生み出す、より高い空間性のメタバース!!

あけましておめでとうございます。

綾部です。

2023年の干支は卯ですね。

努力が花開き、実り始める年と言われているそうです。

昨年は宇宙技術やメタバースなどの最新技術が話題になりましたね。

DXや宇宙開発が加速するなか、2023年はどんな変化が起こっていくか楽しみです。

さて、今回はメタバース関連のトピックを紹介したいと思います。

年末年始は音楽や映画などを楽しまれた方も多かったと思います。

映像ではメタバースを筆頭に進歩が目覚ましくですよね。

近年は最新技術も普及し始めている音響も含めたメタバースについて紹介したいと思います。

メタバースの映像技術と音響技術!

メタバースについては以前こちらのブログで紹介をしています。

映像面では、従来の観光・街歩きの良さをメタバースを通じて3次元で疑義体験できるようになってきています。

従来、音響面では音に関する位置情報がなく、近年は3次元の音情報を再現する技術が生み出されてきました。

映像面と音響面、それぞれでメタバース空間を構築し、より仮想空間をリアルにする試みがなされています。

立体音響技術による音のメタバース!

上述のように、仮想空間メタバースは、映像だけではなく音響も今後成長していくと期待されています。

音源に位置情報を加えて、3次元の空間に音源を配置していくものです。

このような3次元空間の立体音響の技術は、現在すでに一部のサービスとして提供されています。

例えば、Dolby Atomsや360 Reality Audioと言われるシステム、オーディオサービスがあります。

Dolby Atmosは良く映画館で名前を聞いたことがあるかと思います。

平面的ではなく立体的な音を体感でき、作品への没入感を、映像からだけでなく音響の面でも高めてくれるサウンドシステムのことです。

そして、実は映画以外でもApple MusicやAmazon musicで一部の曲にも採用されています。

Amazon Music Unlimitedで空間オーディオを楽しむ方法

一方、「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」はソニーが生み出した技術で、昨年は様々な有名アーティストがこの技術を用いた音楽配信を行っています。

直近では1月19日に宇多田ヒカルさんが世界初の360 Reality Audioを用いたリアルタイム配信を実施されるそうで話題になっています。

ソニー×宇多田ヒカル、世界初360 Reality Audioライブ配信。(2022年12月22日時点)

こう言ったサービスを皮切りに立体音響でのライブ配信の普及や、音声データの高品質化が進んでいくのが楽しみです。

映像メタバースとのリンクでより空間再現性の高いメタバースが生まれていくことに期待が膨らみますね。