ワクセルが手がける出版記念講演の魅力とは。共感と対話が広がるリアルな知の場

こんにちは。

綾部です。

今回は、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」が主催する出版記念講演についてご紹介します。
書籍の内容を深く掘り下げるだけでなく、人と人がつながり、学び合う場として注目されているイベントです。

特に2025年6月に代官山蔦屋書店で開催された講演会では、女性メディアの第一線で活躍してきたコンテンツプロデューサー・橋本夏子さんと、テレビ界を代表するプロデューサー・角田陽一郎さんの対談が行われたとのことで、業界の枠を越えた議論に、多くの来場者が刺激を受けたようです。

この記事では、ワクセルがどのように出版記念講演を展開しているのか、そして今回の講演で語られた「心を動かすコンテンツ」について掘り下げてみたいと思います。

ワクセルが開催する出版記念講演とは

ワクセルは、「コラボレーションで人に夢を与え続ける」ことを掲げ、さまざまな分野のプロフェッショナルとともにプロジェクトを展開しているソーシャルビジネスコミュニティです。

その活動の一環として行われているのが「出版記念講演」で、単なる書籍のプロモーションにとどまらず、登壇者と参加者、あるいは参加者同士の対話や交流を大切にしながら、「共創」の空気が流れる場になっています。

こうした場を提供することで、ワクセルは「本を読む」という一方通行な体験に「語り合う」「動き出す」といった要素を取り入れ、出版をきっかけに知識や想いが共有され、それが次の行動へとつながっていくサイクルが育まれているのかもしれませんね。

女性の言葉と表現に迫る 橋本夏子さんの視点

2025年6月の講演では、橋本夏子さんが登壇されました。
20年以上にわたりPopteenやNIKITA、arなどの編集に携わってきた橋本さんは、女性向けメディアにおける言葉とビジュアルの重要性について語られたようです。

著書『女性に売れる言葉とデザイン』では、“共感を呼ぶコンテンツ”のつくり方について、実務に基づいた事例を紹介されています。

講演当日は、テレビプロデューサー・角田陽一郎さんとの対談形式で進行。女性と男性の表現の違いや、これからのメディアの在り方について、立場を越えて率直な意見が交わされたそうです。

書籍では伝えきれない実体験や裏話が、リアルな言葉で共有されたことにより、参加者にとっては仕事や表現に活かせるヒントを得る機会になったのではないでしょうか。

異分野のプロが語り合う「心を動かすコンテンツ」

角田陽一郎さんは、バラエティ番組の制作を数多く手がけてきた人物でありながら、著書『最速で身につく世界史』などを通じて“わかりやすく伝える”ことに注力されている方です。

今回の講演では、雑誌・Web・テレビという異なるメディアで活躍するお二人が、それぞれの視点をもとに「心を動かすコンテンツの本質」について語り合ったとのことです。

表現手法こそ異なれど、「伝える側としてどんな姿勢で臨むか」や「共感をどう引き出すか」といった本質的なテーマには多くの共通点があり、参加者にとっても新たな視点を得られる時間になったようです。

また、講演後には交流の時間も設けられていたようで、参加者同士が感想をシェアする様子も見られたとのこと。立場や経験を越えた学びの広がりが感じられる時間だったようです。

ワクセルが展開する出版記念講演は、登壇者の話を一方的に聞くだけでなく、参加者自身がその場で感じ、考え、行動へとつなげるきっかけを提供しています。

今回の講演では、書籍という静的なメディアと対話という動的な交流が交差することで、新しい視点やつながりが生まれる瞬間があったように思います。

今後も、さまざまなテーマや立場の人々をつなぐ場として、ワクセルの出版記念講演が開催されていくのが楽しみです。