こんにちは、遠野です。
VRでのツアーというのが話題になっています。
在宅の生活が始まってしばらく経ちました。
VRを使って旅行だったり、イベントだったり、いろんなサービスが世に出てきています。
修学旅行もVRで実施するようなこともあるそうです。
さてVRツアーというのは、全方位の静止画を複数使用して、任意の場所に移動できるシステムのことをいいます。
VRゴーグルなどを装着して、バーチャルの世界を体験することができることです。
一言にVRツアーといっても様々種類があります。
今回はその自由に世界を巡ることのできる可能性があるVRツアーと、そこから今後の動向について見ていこうと思います。
VRツアーはカスタマイズも自由に可能
広告のひとつとして利用できるようで、カスタマイズの幅も広くあるようです。
カスタマイズVRツアーは360°フォトの中でホームページやYoutube動画などのコンテンツの埋込み表示などの機能を加えたVRツアーの上位版です。
https://miya-it.com/panoramavr/customize-vrtour/
例として、長野県で複数の市町村がVRツアーを公開しています。
また、国立科学博物館のはく製コレクションが、バーチャルリアリティー(VR)博物館で展示を開始しました。
産業遺産VRツアーという珍しい催しもあります。
例として旧摩耶観光ホテルのVRツアーが代表的に挙げられています。
その他にも温泉めぐり、立山黒部アルペンルート、国立天文台など様々なVRツアーが展開されています。
プラットフォームを利用すれば自分で作成もできるようなので、今後このビジネスはもう少し増えるかもしれません。
様々な企業や取り組みとコラボレートする可能性
日産が、メタバース上で地球環境をテーマにしたVRツアーを開催しました。
日産は以前よりVRのデジタル上でのコミュニケーションに力を入れており、バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING(ニッサンクロッシング)」を公開するなどVRでのプロモーションを行っています。
まさに「NISSAN CROSSING(ニッサンクロッシング)」で行われたツアーで、地球温暖化やカーボンニュートラルなどツアーを通じて環境問題を考えたり学びがあったりというイベントになっているようです。
現実には存在しない北極と南極が同じ場所にあるような仮想空間で、どちらの世界も体験できたりと視覚的な新体験も提供しています。
https://response.jp/article/2021/11/29/351782.html
このように、いろんな企業やサービスとコラボしやすいのもVRツアーの強みの一つといえます。
ハワイ州観光局とのコラボレーションでハワイ便の疑似フライトがあったり、著名なアーティストやタレントとVRレストランを堪能できたり、会社だけでなく現実世界の人ともコラボできる可能性を秘めています。
何でも作って打ち出しやすいからこそ、VRツアーでどこかへ行くだけでなく、誰と、そして何と、コラボしていくのかも非常に重要になってくるように感じます。
これからも多くのVRツアーが打ち出されることが考えられます。
VRの仮想空間も盛り上がってきている中、どう展開していくのでしょうか。
今後の業界の進化に期待です。