こんにちは、遠野です。
最近、VRの話ばかり書いていますが、驚きのニュースを見つけました。
VRの残る課題の大きな一つは「触覚」の再現です。
まるでそのものを触っているかのような感覚を正確に再現するのは、技術力が求められます。
その触覚フィードバックを、超音波で再現するということ。
本当に実現すると、先日観てめちゃくちゃ面白かった、映画『レディ・プレイヤー1』を超える世界が作れそうです。
現在クラウドファンディングで出資を募っている!「Emerge wave-1」
もはやウェアラブルデバイスではないデバイスとして、今後大きな注目を浴びそうです。
専用のグローブをはめて、そこに刺激を与えることで触覚を再現していることはありますが、そもそもを超音波を当てるという発想は、にわかに想像し難いものです。
現在、クラウドファンディングを通じて出資を募っているそう。
このクラウドファンディングのページに詳細が書かれています。(英語ですが)
イメージ画像も貼られています。本当にこんな未来が訪れるのだろうか?と思ってしまいますね。
体験した人も驚きを隠せない様子です。
ぜひページ内の動画を見てみてください。
ゴーグルはQuest2を使い、スマホに専用アプリ「Emerge home」を落として使うとのこと。デバイスのサイズ感は13インチのノートPCと同程度で、約91cm上空までと、周囲120度までが超音波を感じられるフィールドとなります。
https://www.gizmodo.jp/2022/02/emerge-wave-1.html
何も触っていないのに触覚を感じるのは、どういった感覚なのでしょう。
こうした近未来の世界、映画の中だけだと思っていた世界も、みるみる現実味を帯びてきます。
VRの世界ですべて成り立つようになる世界が来たら、人間は何者になっていくのでしょうか。
まずは、この 「Emerge wave-1」 のクラウドファンディングが成功して、新たなデバイスの開発が進むことを期待します。