こんばんは
神威です。
みなさんは、最近映画館に足を運んでスクリーンで映画を観ていますか。
私は、先日「スパイダーマン ノーウェイホーム」を観てきたのですが、歴代のスパイダーマンを観ているからこその最高のストーリーとなっていまして、感動に包まれた時間となりました。
その体感を友人と話した時に、映画館の最新の上映方法について聞きまして
気になったので、今日はその最新の投影技術についてお話したいと思います。
Dolby Cinema(ドルビーシネマ)が放つ3つの魅力
1.鮮明な映像『Dolby Vision』
HDR(ハイダイナミックレンジ:High Dynamic Range)という技術が使われています。
この技術は、明るい部分と暗い部分どちらも犠牲にすることなく、より自然でリアルな描写を可能にするようです。
この「対比」のことをコンストラスト比というようですが、
・『デジタルIMAX』が『2500:1以下』
・『Dolby Vision』は『1,000,000:1』(通常作品は『7500:1』)
と、なんと400倍以上のコンストラスト比を持っている技術となります。
明るさにかけては、映画業界では1nit(ろうそく1本程度の明るさ)で表現するようですが
・従来のプロジェクターは、48nitほど。
・Dolby Cinemaでは108nitsあるようなので、数字で見ると2倍以上明るいことになりますね!
2.オーディオ『Dolby Atmos』が採用
天井にもスピーカーが配置された三次元の音空間を作り出しています。
音の方向は、1方向「ch」といった独立した音の数で表します。
・従来のシアターは「5.1chや7.1ch」
・IMAXデジタルは「12ch各種」
・Dolby Atmosでは最大で64chのスピーカー音響
図をみてみると、IMAXの5倍以上の方向から、音が飛んでくることになりますね!
3.黒を基調としたシアターデザイン
これは、スクリーンに余計な光が移りこまないないように、光が反射しづらいシートが壁やシートに使われているようですね!
座席配置についても1人1人のゆとりを確保するために、席数が少なくなっているようです。
IMAXとの違いは味わい方の違い!
はじめに、IMAXとは動画フィルムの規格及び映写システムになります。
IMAX社の投影技術だと私は捉えています。
1、サウンドのこだわりの違い!
一見、IMAXは5chとDolby Atmosでは最大で64chのスピーカー音響と差を感じますがこれには理由があります。
IMAXは、どの座席に座ったとしても聞こえ方が変わらないように、コントロールされているのです。
これは、場所によって差が生まれないため、観客全員が同じように楽しむことができます。
2、スクリーンサイズが全然違う!
IMAXの一番の魅力がスクリーンサイズかと思います。
場所によって当然ことなってくるものはあるのですが
・ドルビーシネマ【15m×7.13m】スクリーンサイズの大きい丸の内ピカデリー
・IMAX/GTテクノロジー 【25.8m×18.9m】
と、10メート以上の差があります。
IMAXは、従来よりも約40%広がった大迫力の映像を届けるためのものですから、映画に大迫力を求めるならIMAXかもしれませんね!
これからの期待
ドルビーシステムが自宅でも体感できる時代が来る気がします。実際に、ゲームにも利用され始めているようで映画好きな方のために、映像だけでなくサウンドも、いずれ設置できるようになるアイテムが登場する気がします。
そうなると音漏れを防ぐ、黒いシートも登場するのではないでしょうか。
大迫力のサウンドを体感する傍ら、さすがに周辺の方に音が漏れてしまうと大変迷惑にもなってしまいますからね。
ここまで色々と書きましたが、先ずは体感が先です!!
私は、映画館によく足を運ぶので先ずは、Dolby Cinema(ドルビーシネマ)を好きな映画で味わいたいと思います。
これから3Dもきっと合わさってくると思いますので、映画業界の未来技術にとても期待しております!!