こんにちは。綾部です。
以前投稿した、無人運行船プロジェクトなど、自動運転プロジェクトはそう遠くはない課題に対しても、期待される解決策として各方面で進んでいますね。
また、水上だけでなく、より身近な陸上での自動運転車両が既存の有人運転車両の一部分を起点としてどんどん移り変わってきている印象です。
そこで、今回は自動運転で注目されている香りに関する記事がありますので紹介したいと思います。
香りは自動車の車室空間における新たな価値創出としても注目されている!
香りに関しては、主に居住スペースを中心に気にされることが従来は多かったと思いますが、年々香りを気にするシチュエーションは増加していますよね。
快適さの要求レベルはどんどん広がっていて、香りは付加価値としても注目されています。
そんな中、2022年5月19日に、トヨタ紡織が香り・ニオイの可視化するセンサーを展開するアロマビット社へ出資を決定したと発表がありました。
出典:トヨタ系部品メーカーが「香り可視化技術」を持つスタートアップに出資する狙い(2022年5月19日時点)
トヨタ紡織はトヨタ系部品メーカであり、MaaSなどの技術革新や、自動車の価値観の変化に対応して技術の開発を進めています。
また、自動運転技術では、自動運転レベルというものがあり、レベル3・4を想定した快適な時間と空間の提供が不可欠としています。
参考文献:自動運転レベルごとの違いとは?自動運転メリットや課題も紹介(2020年12月17日時点)
この快適な時間・空間提供に、人の五感の一つである香りは重要な要素ととらえ、自動車メーカーからも注目されているようですね。
近年はAIが普及し、香り・匂いのデータ解析が大きく進展し始めています。
アロマビット社は、小型のニオイ識別センサーによって、ニオイのデータを活用したソリューションを展開しており、パターン認識から車内の快適空間を模索していくなどが期待されます。
また、香りに関して、嗅覚は人間にとって重要な感覚であり、店舗やホテルなどでは特定のアロマを調合してもらい、香りに活用するということもよく行われています。
そんなアロマに関してとてもわかりやすく解説したコラムがありますので紹介したいと思います。
アロマも扱う野寄 聖統さんが基本情報から解説した「これさえ読めばわかる」おすすめのコラム!
ワクセルのコラボレーターである野寄 聖統さんは、ご自身が代表を務める会社でアロマテラピーやハーブを扱っておられる方です。
そんなアロマテラピーについて、これさえ読めばわかるレベルで解説された記事が3部構成でワクセルコラムに載っています。
アロマテラピーの用途から、歴史、成分、その貴重価値、成分の働きから解説されていて、素人な私でもとても分かりやすく、知り始めにはぴったりでした。
2部では、体への影響など、原理的な部分も抑えられていて、使用にあたっての基本的なルールを説明した3部と合わせて、快適さを追求するために必要な情報が盛り込まれてとても読みやすいコラムですね。
人々にとって身近な車両が、将来自動運転になっていったとき、広く用いられるかもしれないアロマについて、そもそもの部分を補完する際に参考にしてみてください。
テクノロジーで新たな快適シチュエーションが数々生まれるのが楽しみですね。