こんにちは。
綾部です。
晴れて気温が上がる日が増えてきて、春本番の温かさを感じるようになりましたね。
さて、今回はドローンの配送サービスの紹介第二弾です。
離島や山間部へのドローン物資輸送の実用化が現実に!!
先日の投稿で、ドローンが山間部を飛行し目的地の場所へ物資を配送するプロジェクトを紹介しました。
住宅地など有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)が解禁したこともあって、離島や山間部での物流課題解決も視野にドローン配送の実証実験が各地で進んでいます。
日用品や医薬品なども運搬できるシステムが構築できることで、人々の暮らしの持続可能性にも貢献できるというものです。
イーロン・マスクさんのスターリンクを用いたドローン配送プロジェクト!!
埼玉県の秩父市では、通信状況が不安定な世帯に向けてのドローン配送に挑んでいるとのことです。
こちらは、実際に災害にあわれて孤立してしまった世帯があり、その世帯向けに必要な物資を運搬しているドローン配送プロジェクトになります。
参照:被災地区にドローンで定期配送=衛星通信「スターリンク」活用―KDDIやゼンリンなど(2023年1月26日時点)
上記の現場は、地理的に通信状況が不安定な地域であることから、通信の確保のためのツールとして衛星インターネットサービス「スターリンク」を利用してドローン配送の導入に至りました。
スターリンクは、イーロン・マスクさんが経営する「スペースX」で展開している低軌道周回衛星を使った双方向衛星インターネットサービスです。
モバイル通信状況が不安定な場所への代替ツールとしての導入実績にもなっており、今回の事例などを通じて、同じような課題を抱える場所へのナレッジ共有と導入に繋がりっていけるのではないかと考えられています。
ちなみに、イーロン・マスクさんは、Twitter社の買収などで年初から話題になっておりますが、ここ最近も富豪世界一に2か月ぶりに返り咲いたり、
Open AIで今話題のチャットボット「Chat GPT」の対抗開発も検討しようとしていると報じられて話題になっていますね。
そんなスターリンクを用いたドローン配送によって日本が抱える地方や災害の問題解決への貢献を期待しています。