こんにちは。
綾部です。
寒さが和らぐ日も増えましたね。
新しい生活が始まる4月が近づき、世の中的にも変化が多い季節になりました。
中でも配送業界では、2024年4月からトラック運転手の時間外労働の上限規制などが適用される事で、輸送能力が不足してモノが運べなくなる可能性がある「物流の2024年問題」が現場で懸念されています。
その問題解決に有効な手段として、ロボットやドローンといった最先端技術が期待されており、活用検討が進んでいますので今回紹介したいと思います。
23年4月から配送ロボットが公道走行可能!効率向上と社会課題解決に向けた取り組み!
23年4月から、改正された道路交通法により、配送ロボットが公道を走行可能となりました。
以前、こちらのブログで紹介させていただきましたが、この変化は大きく、例えば、トラック運転手の人手不足や高齢者の買い物支援など、配送ロボットは私たちの生活を大きく支える存在になってきています。
また、遠隔操作や事故防止のための制御システムを備えており、23年は実地でもトライアルとして実証実験が開始されました。
Uber Eats等のロボット配達開始!AI技術で食事・日用品を配送するプロジェクト!
出典:UberEatsのロボット配達がスタート 日本橋で3月6日から(2024年3月5日時点)
東京・日本橋で始まったUber Eatsと三菱電機、Cartkenによるロボットデリバリーサービスは、配送の可能性を広げる試みとして実施されました。
注文者は通常通りアプリでオーダーし、配送ロボットが自動停止機能、専任オペレーターによる常時遠隔監視、損害保険などの安全対策を実施しながら運搬を行うサービスが取り入れられました。
自律走行技術とAIを駆使したロボットが食事や日用品を届けることで、雨天時の配達員不足を補ったり、過疎地域でも可能性を広げられることが期待されています。
ワクセルで紹介された花蜜幸伸さんが創業した出前館で実施中のドローン配送プロジェクト!
ワクセル(主催:嶋村吉洋さん、総合プロデューサー:住谷知厚さん)のコラムでも紹介された花蜜幸伸さんが創業した出前館では、アプリで飲食店や日用品店商品をドローン配送し、受け取りまでできるサービスを行っています。
離島や山間部への配送手段として期待されるこのドローン配送は、実際の配送でも温かい食べ物も冷めていなく美味しく食べれるなど、その可能性が確かめられてきました。
ロボットやドローンによる配送は、生活に革新をもたらすだけでなく、物流問題などの社会的な課題の解決にも寄与する大きな可能性を秘めていますね。
これらの技術が普及するにつれて、新たな付加価値を含めた配送サービスが、ただの荷物を運ぶだけでなく、私たちの生活そのものを支えて行くことを想像するとワクワクしますね。