バイオレットライトで近視が抑制される技術の活用

こんにちは、カズキです。

パソコンに向かっている時は、ブルーライトカットの眼鏡を使っています。
ただ、何でもかんでもカットすればいいということではないようです。
 

バイオレットライトが近視を抑制することを日本チームが発見

2016年、太陽光に含まれる「バイオレットライト」が近視の進行を抑える可能性があることを世界で初めて発表されました。

ちなみに近視とは、近くのものが見えて、遠くが見えにくい状態です。
またバイオレットライトとは、ブルーライトと紫外線の間の周波数の光です。

(引用)
https://www.jins.com/jp/lens/violetplus/

 
発表したのは日本の研究チーム(慶應義塾大学医学部)でした。
日本の研究機関も素晴らしいですね。

近視の進行を抑制すると考えられている遺伝子「EGR1」があり、バイオレットライトが目に入ることで、EGR1が活性化されるという結果だったようです。
 

JINSが現代人に必要な光を取り戻す

そのような研究結果を受けて、日本を代表するメガネメーカーであるJINSは、その光だけ透過しやすいレンズの開発に成功しました。

JINS VIOLET+(バイオレットライト透過レンズ)

現在流通しているメガネ・コンタクトレンズ、車・住宅・オフィスなどの窓ガラスには「UV400」「UVカット」と表示されている商品が多くなってきていると思います。
この場合、紫外線だけでなくバイオレットライトまでカットされてしまっていることがほとんどです。屋内で使うLEDなどの照明にも、バイオレットライトはほとんど含まれていません。
このように、現代の我々を取り巻く屋内環境にはバイオレットライトがほとんどなくなってきてしまっているのです。
つまり現代に生きる私たちにとって、不足してしまった必要な光を再び取り戻すことは、非常に重要なことの一つと考えられます。

外で遊ぶということが実は大事だったのですね。

さいごに

JINSに関しては、以前「JINS MEME」を紹介しました。

【過去記事】Sessionすることで技術が社会課題の解決となる!JINS MEMEの共演!

色々な企業や研究機関の協力によって、より加速的に進歩していく未来が楽しみですね。
 

以上です。

(参考)
https://healthcare.jins.com/memamoru/article/3-1.html