ワクセルとのコラボレートなど!2023年の宇宙プロジェクト!

こんにちは。綾部です。

先日、H2Aロケットの打ち上げが行われ、無事成功したニュースが話題になりましたね。
 
H3ロケットの打ち上げが失敗したときの中継を見ていて、今回は上手くいってほしいと思っていましたので、ホッとしました。

今回のH2Aに搭載された実用衛星や探査機など、この一年通して話題になった宇宙プロジェクトがいくつかありますので紹介したいと思います。

宇宙船の内壁や構造物に電子回路を作成!データ収集や送受信の自由度の広がりに期待のプロジェクト!

現在の宇宙船は、詰め込めるスペースに最大限電子機器を詰め込んでいて、そのスペースの中でどの電子機器を搭載するかのやりくりをしていますよね。

一方で、なんとか一度の打ち上げで搭載できる電子機器を増やしていけないかという切なる想いもあります。そこで、これまで電子機器が設置できるスペースとは考えられていなかった、宇宙船の内壁や構造物などへの電子回路作成が注目されているそうです。※1

これは、プリンテッドエレクトロニクスと呼ばれる分野で、宇宙船そのものも含め、使えるものはなんでも使う!といった技術者のこだわりの精神を感じます。

こうしたこだわりが、宇宙飛行でできることや快適さの底上げになっていってるんだろうなと思いますよね。

5年後、10年後の宇宙船は内部もものすごいことになっているかもですね。

牛ふんからロケット燃料を製造!地産地消の新しい分野開拓!

北海道に拠点を構えるインターステラテクノロジズは小型ロケットの開発を進めるロケットベンチャーです。

同社が、小型人工衛星の打ち上げロケットの燃料に、北海道で飼われている牛のふん尿から製造する液化バイオメタンを利用することを決定したとのニュースを見かけました。

地産地消のこの燃料はサステナブルで安心、安価とのことでいいとこだらけといった評価のようです。

世界のロケット産業で採用されている液化メタンですが、酪農農家と協力して製造というのは世界でも珍しい気がします。

農家としても、牛のゲップやオナラに含まれるメタンは、温室効果ガスであったり、におい・水質汚染の面で問題となっているようなので、

ロケット産業側としても、酪農農家側としてもWin-Winな良案のようですね。

X(旧Twitter)でも話題のイーロン・マスク氏ともコラボレート!葛西さんの宇宙葬プロジェクト!

ワクセル「主催:嶋村吉洋(Yoshihiro Shimamura)」のコラボレーターである葛西さんの宇宙葬プロジェクトのコラムや対談、メディアに取り上げられている様子は以前の記事でもご紹介いたしました。

2022年4月に世界初のオリジナル人工衛星で宇宙散骨をするなどし、また世界初の人ひとり分の宇宙散骨も実施されています。

人工衛星にご遺骨を載せ、夜空を周回している様子などは、ご子息の方々も確認することができたり、衛星が役目を終えて大気圏に突入した際には、大気の一部として、空に故人の存在を感じられるといった魅力もあるとのことです。

また、冒頭に話した今回のH2Aロケットに搭載の月探査機が月を目指しているように、宇宙葬も今後は月を目指して進めていきたいということも考えてらっしゃるそうですね。

なお、宇宙葬プロジェクトではイーロン・マスク氏のスペースX社Falcon9で人工衛星に搭載されて打ち上げも行われたそうです。

イーロン・マスク氏は昨年Twitterの買収を完了し、サービス名・ロゴもTwitterから「X」変更したことは直近大きな話題になりましたね。

宇宙空間へ物も人も行き来する時代、そして月などの天体へ行く時代に差し掛かってきています。

2023年、そして2024年の宇宙プロジェクトも新たな話題がたくさん出てきそうで楽しみです。

※1 出典:NASA、宇宙でプリンテッドエレクトロニクスをテスト――宇宙船やロケットに回路やアンテナを直接プリントする可能性を模索(2023年8月29日時点)

※2 出典:牛ふん由来の液化バイオメタン、人工衛星打ち上げ用のロケット燃料に(2023年9月4日時点)