こんにちは。綾部です。
今回は、ノーマライゼーションを推進するプロジェクトを紹介したいと思います。
近年、テクノロジーの活用など、障がい者支援をサポートする活動が注目されています。
以前にも、ノーマライゼーションのプロジェクトを紹介させていただきましたが、
最新の活動も含めてご説明いたします。
障がい者と子どもたちがチームになり、eスポーツ競技で交流!
熊本県にて、障がい者と子どもたちがチームを組んでeスポーツを行う交流イベントが行われました。※
重度の障がいを持つ方々と地元の子供たちなど20名が参加したこのeスポーツイベントは、
4名1組でチームを組んで対戦する形式で開催されました。
口元だけで操作ができるゲームなど、障がい者が取り組みやすくなるよう工夫をされたイベントで、今後も継続的に開催・発展していってほしい企画です。
プロ車いすランナーが推進!講演会やイベントを通じたノーマライゼーションの浸透活動!
ワクセルコラボレーターでプロ車いすランナーの廣道純さんが取り組まれている「ノーマライゼーションの浸透活動」を以前ご紹介いたしました。
選手育成や車いすレース普及のための大会運営の取り組みの傍ら、健常者マラソンと車いすレースが融合できる大会の実現を目指しておられます。
廣道さんのビジョンは日本全国・現地でイベントをしてもっとパラアスリートや障がい者の認知を広げていくことであり、
障がい者がアスリートとして、さらにはアートやファッション、などの文化の面でも可能性を生み出していくことと熱く語っておられたそうです。
今後のさらなる活動にも注目しています。
年齢、性別、国籍、障がいなどの垣根を超えた交流!ワクセル主催のユニバーサルイベント!
障がい者の職業や趣味の選択肢を広げることを目指す「ユニバーサルイベント大阪2023」開催レポート
10月14日、大阪にて、障がい者の職業や趣味の選択肢を広げることを目指した「ユニバーサルイベント大阪2023」が開催されました。
ワクセルが実行委員会となって行われたこのユニバーサルイベントは、2022年10月に宮崎にて、2023年3月に東京でも開催されています。
インクルーシブとユニバーサルをテーマとし、交流・体験・出店者との出会いを通して、すべての人がわくわく楽しめる社会を実現することが目的というこのイベントでは、
演奏のステージイベントや、占いコーナー、視覚障がい者向けのスマホ教室など、26点もの出店とトークセッションも交えて行われたとのことです。
ステージイベントは、ダウン症マリンバ奏者の方が演奏されたり、占いコーナーは全盲キャラクターデザイナーの方がされたりなど、障がい者の方々が主体となって出店などをされているようですね。
選択肢を広げるということをまさに目の当たりにできるイベントで、会場の写真を見ても、今後の可能性が楽しみなイベントだなと思いました。
今回で3回目のユニバーサルイベントとのことですが、今後も障がい者の選択肢が広がるイベントになっていくのだろうと期待が膨らみますし、次回の開催も楽しみです。
※参照:eスポーツを活用 重度障害者の就労支援【熊本】(2023年10月30日時点)