プロジェクトで広まって欲しい技術!血液一滴からステージ0の癌を99%の精度で検出!!

みなさん、こんばんは
神威です。

個人的にも、日本いや世界にとっても嬉しいニュースを発見しました!!
東芝が、血液一滴から胃がんを含めた13種類の癌にかかっているかの判定を99%の精度で
識別できる検出キットを開発されているようです。
血液1滴、「ステージ0」でもがん判定 混迷の東芝は「医療のDNA」で蘇生できるか【けいざい百景】
嶋村吉洋 マイクロRNA
参考元:https://www.jiji.com/jc/v4?id=202106keizaihyaku0110001

癌にはステージがありますが、一番初めのステージ0にて確認ができることがとても大きなメリットだと思います。
ここに関しては、後ほど深堀していきます。

私は、小学6年生の時に叔父をすい臓癌で亡くしています。
また、先月久々に話したかつてのバンド仲間が胃がん、肺がんを患っていることを知り
言葉を失った経験もしています。

「早期発見できていれば、、、」この言葉がとても重く圧し掛かります。
この想いに答えていける検査キットが今回ご紹介するものであると考えています。

先ずは、癌のステージや日本での病気の死亡率を確認していきます。

癌のステージとは

参考元:https://wellbeinglink.com/treatment-map/cancer/standardtherapy/
図よりどこまで癌が進行しているかによって、ステージされていることがわかります。
注目したいステージ0ですが、癌がないわけではなく、癌細胞が発生していることがわかりますね!

判定には、TNM分類が採用されているようで、
T:がんの大きさ(ひろがり)
N:リンパ節への転移の有無
M:他の臓器への転移
にて、判断するようです。

日本での病気の死亡率


参考元:https://gentosha-go.com/articles/-/32676
図より、日本の3大疾病病と呼ばれる「がん・心疾患・脳血管疾患」の割合がやはり高いですね!
ここに、老衰が入ってきたことは、日本が超高齢化社会を迎えていることが反映されている気がします。

それにしても、癌の怖さは大きいですね!
約3割もの方が癌にかかり、亡くなっていることがわかります。

今回の技術について、みていきます。

プロジェクト化して欲しいマイクロRNA検出

マイクロRNAとは、21-25塩基(nt)長の1本鎖RNA分子になりまして、我々人間のような真核生物が持ち
遺伝子の転写などにかかわります。ヒトゲノムは1000以上のマイクロRNAを持っているようです。

癌などの疾病にかかると、このマイクロRNAの種類や量が血液中で変動することがわかっているようで、
この変動を検知することで、なんと99%の精度で識別することに成功したようです。

専用チップと検査装置を使用することで、約2時間で判定ができる優れものです。

胃がん、肺がんでの5年生存率は、ステージ4では1割未満、ステージ1では9割以上と
どのステージでの治療であるかが大きく影響します。
早期発見で、できる限りステージ0での治療が開始されることを望みます。

いつ事業化されるのか!?

東京都内のクリニックと協力して効果を検証する予定の様で、今年度内の事業化を目指されているようです。
金額も一回2万円ほどのようで、家族全員で受けたいものです。
1日でも早い全国普及を期待しています。

参考記事:血液1滴、「ステージ0」でもがん判定 混迷の東芝は「医療のDNA」で蘇生できるか【けいざい百景】