こんにちは、ヤマトです。
ブログを書き始めて2ヶ月程度たちました。
実は嶋村さんがありがたいことに私の記事をご覧になられているようで、1ヶ月前にカフェで話していた時、「Society5.0の起業の話、面白かったよ!」と感想を伝えてくださいました。
それがこちらの記事です。
「Society5.0が目指す超スマート社会で起業したい人は未来技術の知識が必須?」
最近、嶋村さんが講演会の中でどのような話をされているのかを伺ったところ、遺伝子の話や現在の資本主義という枠組みの話も踏まえて、これからの時代の効果的な働き方について話したりしているとのことでした。
その中で、特に印象に残ったのが『稼ぐための人的資本と金融資本の使い方』についての話です。
若いうちに人的資本を築き、金融資本の形成を提言する嶋村さん
まず、「人的資本」の言葉の意味を調べてみると、
労働者が身につけた知識・技能・能力などを資本とみなしていう語。教育・訓練・経験によって個人に蓄積され、労働生産性の向上や賃金の上昇などに影響を与える。ヒューマン‐キャピタル。
コトバンク デジタル大辞泉より
とのことでした。平たくいうと、「個人のスキル、能力」ということですね。
最近では高齢化社会に突入したことで、健康に働き続けられる状態も人的資本に含むこともあるようです。
嶋村さんは、「人的資本は遺伝子上必ず落ちていくので、まずは若いうちに人的資本を向上させながら思いっきり働いて稼ぎ、徐々に不動産などの金融資本から稼ぐ状態を作っていくことが大事だ」と話されていました。
私はこの話を伺って、「金融資本を手に入れていくことは大事だけど、健康で働き続けられる人的資本をできるだけ落とさないようにもしたい」と思ったので、
今回は、「今後の技術の進化によって、健康で働き続けられる寿命を延ばすことはできるのか」を調べてみました。
シンギュラリティ(技術的特異点)で私たちの生活が大きく変わる
現在、国をあげて健康に対する意識の向上を図っており、「健康日本21」を掲げて適切な食生活を維持することや継続的に運動することなどで健康寿命を延ばす取り組みが行われています。
さらにこれからはさまざまな技術が進化することで、人的資本の寿命を延ばすことができるのではないかと考えられています。
例えば、AI技術が進化するとシンギュラリティ(技術的特異点)が起こるといわれています。
シンギュラリティとは、AI(人工知能)の能力が人間の能力を超える時点のことで、シンギュラリティが起こると、技術が大幅に進歩し人間の生活が大きく変わるようです。
ちなみに、嶋村さんは「シンギュラリティが起こったら、自分の顔をイケメンな愛弟子の顔に絶対に変える!」と話されていました。
①遺伝子学の発展により病気を治せる
遺伝子の仕組みが解明されることで、病気の発症する仕組みが分かるため、これに対する有効な治療方法が見つかると考えられているようです。
②ナノマシンの進化による臓器機能の代替が可能に
ナノマシンとは、その名の通りナノメートル(0.000000001メートル)クラスのサイズの機械のことです。広い意味では目に見えない程度のサイズの機械のことも指すようです。
この、ナノマシンの発展で、血液の代わりに酸素を運んだりするなど元の身体の機能を代替できるようになります。
免疫機能が上がったり、もとの身体の機能を代替してくれたりすることで健康でいられる時期が長くなり、結果的に人的資本の寿命が延びることが期待されています。
技術の発展により健康寿命が延びる可能性は十分!
色々と調べてみたところ、今後の技術の発展によって人的資本の寿命が延びる可能性は十分あることが分かりました。
ただし、技術が発展して寿命を伸ばすことができるのはしばらくは先端医療の扱いになりそうです。
自分が治療を受けられるようになるためにも、嶋村さんのおっしゃるとおり若いうちから稼ぐ必要がありそうですね。
<参考文献>
シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき /レイ・カーツワイル