こんにちは、遠野です。
先日、とうとうVRの世界を体験してきました。
ティフォニウムというVR体験施設に行ってきて、短い時間でしたがどんなものか、実際に体験しました。
【地方創生プロジェクトの一貫】没入体験型エンターテインメント施設の可能性
自分で書いて、興味を持って行ってきたところ、非常に興味深い体験でとても新鮮でした。
そのVRの体験も含め、新たに「触覚」への対応というさらに次世代のVR体験について取り上げていきます。
どこを観ても映像の中にいるような新感覚
VR体験での目の前の光景は、まるで映像を観ているかのようでした。
ゴーグルをつけると、その先には映画館の大スクリーンのような迫力ある絵が広がっています。
ただ、映像と違うなと思ったのは、上を向いても、横を向いても、振り返っても、手元を見ても、まったく地続きの映像の世界だったところです。
確かに、映像といえばそのように映るかもしれません。
ただ、どこを向いても地続きで世界が広がっていること、常に動きがあることは、新鮮でした。
映画とも、大迫力のゲーム画面とも、違った新しい体験ができます。
結局、映像ではないのです。
画面でもないのです。
その世界に”生きている”。
もしかしたら、近い将来こういった表現の方が近くなってくるのかもしれません。
「触覚」が加われば、いよいよバーチャルはリアルに近づいてくる
視覚、聴覚はこのように映像とヘッドホンで対応しています。
現実世界により近づけるために大切になってくるのは、おそらく「触覚」の部分でしょう。
そんな触覚の部分の研究、デバイスの開発も進んでいます。
触覚フィードバック対応のグローブ型VRデバイス「Prime X Haptic VR」
Prime X Haptic VRというグローブ型のVRデバイスは、各指に触覚をフィードバックすることで、動きだけでなく感触という点もリアルに感じ取れるようになっています。
製品紹介の動画もありました。
詩かにリアルな指の動きをトレースする分、細かい動きが再現されています。
こうした人間の感覚を広げる研究、プロジェクトもたくさん実施されていることでしょう。
VRの世界はこれからより一層盛り上がっていくことが予想されます。
こうした触覚を、ロボットに与えられるようになったら、またロボティクスやそれを処理するAIの技術が、飛躍的に伸びていきそうな予感がします。
ロボットまで触覚を感じられたときには、一体どんな技術の進歩を経ているのでしょう。
バーチャルはリアルに近づき、人間以外も人間に近づいてくる。
そんな可能性を秘めたVRの世界は、まだまだその知見も技術も、発展して広がっていくことでしょう。
一般化されていく世界が楽しみです。