こんにちは。
綾部です。
今回は、障がい福祉とテクノロジーの接点に焦点を当てて、特別なプロジェクトについてご紹介します。
慶應義塾大学の学生でありながら、障がい者支援の新たな道を切り開く寺澤裕太さんが立ち上げた「介助マッチングのアプリ」と、その取り組みを紹介したワクセルYouTubeチャンネルについて触れたいと思います。
「介助マッチングアプリ」で実現する新たな支援の形
寺澤裕太さんは、障がい者と介助者を結びつける画期的なマッチングアプリを開発されました。
このアプリは、障がい者が日常生活で必要とする様々なサポートを求め、それに応じて登録された介助者がマッチングする仕組みを提供します。
利用者は自身のニーズに合わせた介助を受けることができ、介助者は自分のスキルや経験を活かして支援を提供します。
介助したい人と介助してほしい人をマッチングするこのアプリは、障がい者がより自立した生活を送るための大きな一歩ですね。
そして、今年3月に、この介助マッチングアプリで「大学SDGs ACTION! AWARDS 2024」自治体賞とオーディエンス賞をダブル受賞もされています。
ワクセル公式YouTubeチャンネルのトークセッション動画にて語ったSFC-IFCの立ち上げと障がい福祉への想い
寺澤さんはワクセルの公式YouTubeチャンネルにて、このアプリの普及と障がい福祉への想いを語られました。
このトークセッション動画では、少子高齢化が進んでいく中での、既存の福祉サービス体系の課題に目を向け、介護が受けやすい/介護しやすい仕組みの提供に取り組まれたエピソード、視聴者にリアルな障がい者支援の現場を伝えています。
トークセッションから、障がい者の日常や、社会が直面している福祉の課題に光を当て、より多くの人々に障がい福祉の機会を提供したいという想いが伝わってきました。
寺澤裕太さんによる「介助マッチングのアプリ」は、障がい福祉における新しい風を吹き込むものですね。
技術と情報から、障がいのある人々が社会で平等に生活できる環境を整えることは、私たち社会全体の進歩を示す重要な一歩だと思います。
寺澤裕太さんと介助マッチングのアプリの今後のさらなるご活躍が楽しみです。